最近、幕末ものにはまっております。
きっかけは海外放浪の際に外国人から日本のことを聞かれてもよくわかっていないことに気付いてしまったために、日本史をお勉強しようと思い立ったからです。
その中でも今は新撰組に肩入れをしております。
『壬生義士伝』の原作者でもあり、わたしが敬愛して止まない浅田次郎先生がおっしゃるには、現代に語り継がれている新撰組に関する資料が断片的であるため、いくらでもデフォルメが可能なところにその魅力があるとのことです。
そういう解釈でいくと片田舎のどん百姓であったことへのコンプレックスを跳ね除けるように剣の道に殉じる男たちにわたしは好感を持たざるを得なくなってしまいます。
函館五稜郭での戦いで惜しくも逝ってしまった土方歳三の生まれは、わたしの故郷に近い日野であり、それを思うだけでなぜか高揚した気分になり、仕事にも精が出ます。
身近にカリスマ的な存在を見出すことができれば、日々を充実したものに出来るのではないかとふと気付きました。