オープン間もなく、部屋の内装も共有設備もぴかぴかなSR Academia横浜磯子ですが、建物自体は結構いいお年となっていることもあり、Gがゼロというわけにはいきません。
特に今年は梅雨が長く気温もあがっているので、当たり年なんだとか。
誰かの部屋に出没すると、ヘルプ要請がLINEで流れ、キッチンに立ち寄って武器をピックアップ&装備したソルジャーが出動します。こんな時、一人暮らしだったら自力で朝まで徹夜バトルになる可能性もあるので、シェアハウスはありがたいものです。
基本、自分の居室にはキッチンも水場もないので、まずGが出没することもないですし。
でも出ないとも限りません。
部屋の扉は、外側の床部分が凸になっているので、内側に多少のスキマがあっても虫が入ってくることはないはずなんですが、念のためここも潰すことに。
買ってきたのはダイソーのすきまテープ2種類。
左のものは、0.8mmの高さでびっしりはえた毛が並んでいるもの。これは網戸の脇に取り付けます。わずかな隙間があり、そこから夜ガラス越しの灯りに集まってきた小さな羽虫が入ってきてしまったからです。
右側はよくあるスポンジのすきまテープ。これは部屋のドアの下に貼り付けます。人によっては外側の床につけている人もいました。どちらでもいいでしょう、スキマがしっかり埋まっているのであれば。
さらにその上から「ゴキバリア」噴射。
これは殺虫剤ではなく、Gを寄せ付けない効果がある、いわゆる「忌避剤」です。扉の下部と両脇に外側から噴射しておけば、廊下から部屋に入り込むことを防げます。もちろん窓辺に噴射しておいてもいいでしょう。
私の住んでいる部屋は大丈夫でしたが、部屋の隅などに隙間があり、壁裏とつながっているという場合にはそこにも吹きかけておくと安全です。
効果は約1か月持続するそうなので、夏の間、定期的に噴射する必要がありますが。
もう一か所、Gの侵入経路になりうると言われているのが、エアコンです。
エアコンは、屋外設備として「室外機」と「ドレンホース」があります。室外機は熱い空気を外に排出するためのもの、ドレンホースは空気冷却の際に発生した水を外に排出するものです。
Gの侵入経路としてよく指摘されるのが、「ドレンホース」です。これは一般的にベランダや地面などにホース先端がでているのですが、そこから湿度を好むGが入り込んでしまうというものです。
それを防ぐのがこのキャップ。
ダイソーやセリアなど100円ショップで販売されているのですが、比較的大きな店に行かないとないかもしれません。サイズはだいたい共通のようです。
他の居住者も欲しがっていたので、2個1セットを3セット買ってきました。1個税込55円。
とりつける場所はドレンホースの先。室外機がベランダや窓のすぐ外にあるようなところだと、自分の部屋のドレンホースがどこにでているかもわかりやすいですが、SR Academia横浜磯子のような大きな集合住宅の場合、フロアによっては室外機は屋上や地上に並んでいて、ドレンホースもわかりにくいかもしれません。
自分の部屋の中から「室外機に向かうホース」「ドレンホース」それぞれがどう伸びているか、確認してみてください。
ちなみにこれは私の部屋の窓の外にあるパイプで、細いホースは私の部屋の真上の人の部屋のドレンホースです。ここで太いパイプに合流していました。なのでこのぐるぐると巻きつけてあるテープを一度剥がすと、中からドレンホースの先端がでてきます。
私の部屋のものはすぐ下にありました。こちらは単に灰色のL字型パイプに突っ込んであるだけなので、引っ張り出せばドレンホースの先端が現れます。そこにキャップをはめ込んでまた突っ込めばOK。
「室外機から入ってきちゃうことはないの?」
と不安になっている人もいました。基本的にそこはフィルターでカバーされているはずなので大丈夫なんじゃないかなと思うのですが、一応こんなものもあります。薄い不織布でエアコンの吹き出し口をカバーするものです。
そもそもGがそこから出入りするのかどうか疑問ではありますが、ほこりや花粉などを防ぐ効果もあるようなので、気になる方は使ってみてもいいかもしれません。