先週父親が仕事の関係で東京にきた
いままでずっと会っていなくて
今年の5月に15年ぶりに再会した。
前回は他にも人がいたのだけど
今回は二人っきり。
近所の駅に迎えに行ったときにはすでに疲れていたので
遠出はせずに歩いて吉祥寺へ
いせやに行きたいというので昼間から酒を飲み始めた。
そういえば父親とこうやって酒を飲むのは初めてだ
結局そのあとも店を変え夜まで酒を飲み続けた。
次の日の朝早くに飛行機に乗り帰っていった。
後日、友達に父親との再会はどうだったかと聞かれたが、
正直なんと言っていいのかわからなかった
決して話が盛り上がらなかったわけではない。
なにか自分でも分からないけどもやもやした気持ちだった。
15年という歳月をお父さんは出来るだけ早く埋めたいんじゃない?
と友達に言われた。
15年は短くはない
しわや髪に白いものが増え
風呂上がりのシャツ一枚の父親がやけに小さく見えた
なにか守らないといけないものな気がした。
殴られたこともある
強かった父親。
今の父と僕の知っている昔の父
そのイメージのギャップがこのもやもやした気持ちの原因なのかもしれない。
年末には15年ぶりの里帰りが待っている
その時までには自分の頭の中も少しは整理できてるだろう