桜が満開だ。
石原慎太郎が言いだしたのがきっかけなのか公園には宴会自粛の看板。
世の中には花見自粛ムードが広がってる。
あたりを散らかしてバカ騒ぎするのはどうかと思うが
普通にシートを敷いて酒やメシを食べる分には僕は問題ないと思う。
東北の酒蔵の人がどうか花見を止めないでくれと言っている映像を見た。
東北のお酒を買ってくれればそれだけ現地の経済がまわるとのこと。
ただでさえ消費が冷え込んでるのに
この調子でなんでも自粛して、さらに状況を悪化させるのは目に見えてる。
花見の席で義援金、支援金を集めるのもいいだろう。
ちなみに義援金は平等に支給されなければいけないもの。
被災者の総数を割り出す時間が必要となり、どうしても現地に届くのに時間がかかるらしい。
阪神淡路大震災において最終的に配分されたのは震災から6か月以上後とのこと。
それに比べ、支援金はボランティア団体などに支給されるので、すぐにその活動に使われるみたいだ。
方針を撤回した訳ではないが、井の頭公園の看板は公園事務所によって撤去された。
こういう暗いムードの時だからこそ、満開の桜の下で一杯やって楽しめばいいと思う。
石原慎太郎の言うように同胞の痛みを分かち合うのは大切だ。
ただ、このまま自粛ムードでみんな頭を下げるよりも
上を向ける人から向いて、悲しい気持ちを引っ張って行くことも必要だ。
そこに今年花見をすることの意味があるような気がする。