この夏はサーフィンをしによく海へ行った。
ある日同僚と行ったときの話
その日は台風9号が沖縄の下の方にいて
そろそろうねりが届いて波が大きくなっているだろうと期待を膨らませて海に辿りついたが
少し早すぎたようで波はあまりなく、同じ期待を持った人たちが有給を取ってきていたのだろう
平日なのにかなりのサーファーが波待ちで海に浮かんでいた
それならせめて人の少ないところでやりたいと僕らは車を走らせ場所を探した。
人の少ないところを見つけてそこで入ることにしたのだが
いざ着替えてボードを持って海の目の前まで行ってみると
遠くから見るのとは大違いでサーフィンなど出来る状態ではなかった。
それなら一つ前に見た場所の方が良かったと水着のまま車で戻ることに
車を再び走らせていたとき突然同僚が焦り出した
やばいケータイ車の上に置きっぱなしかも!
すぐに路地に入って車から降りて彼がケータイを探しだした
僕が彼のケータイを鳴らすと着信音が聞こえた。
なんだあるね。よかった。
エンジンを掛けてさっきまでいた道路に戻ったときだった
なにかが落ちる音がした。
後ろを振り返ると彼のサングラスがなぜか道路の上にあった
安物だからいいよ。
彼はそのまま車を走らせた。
で、ケータイはあったの?
うーん、ない。でもさっき音したしどっかにあるでしょ。
もう一回鳴らしてみるね。僕は再び掛けてみた。
「現在電波のないところにあるかお客様の都合により。。。」
さっき鳴ったのに鳴らないよ!!
サングラスと一緒に落ちたんじゃない!?
彼の顔から血の気が引いて僕らは急いで元の場所へ。
そこで見つけたものは見るも無残なものでした。
彼がちゃんと車の上を見てなかったのか。
いったいどこにあってどこから落ちたんだろう。。
車に踏まれてもバラバラにならないなんてiphone以外と丈夫だ