一年振り位に映画「ローマの休日」を見ました。
一人暮らししていた頃もレンタルしてちょこちょこ見てたんですが、何度見てもこの作品は飽きないです。
初めて見た5歳の頃から多分軽く100回は見てると思います。
色々と芸が細かくて見る度に新しい発見が出来たり、大人になって見ると新しい解釈が生まれたりします。
どっちも何度も見ましたが、私は字幕より吹き替えが好きです。
あのひょうきんな感じはやっぱり日本語で演技した方が伝わりやすい気がしています。
吹き替えも翻訳の仕方が物によって変わっていて面白いです。声優さんも変わるしね。
けど一番好きなのはやっぱり一番最初に見た◯年前のテレビ版かもかもしれないです。
やっぱ慣れてるし。
あの時のアン王女の声優さん誰だったんだろう。
当時撮ってあったVHSのビデオテープは実家でももう行方不明ですが、残念。
デジタルリマスター版では翻訳も大分変わってます。
どうしても違和感を感じるのは王女が花屋から一輪花を貰うシーンで、以前はそのまま「グラッチェ」と吹き替えられていたのに、普通に訳されて「ありがとう」と吹き替えされていた。
最初の来賓に対する挨拶のシーンも字幕で見れば各国の言葉で挨拶してますが、吹き替えで見ると日本語にしちゃっています。
けど、花屋のシーンの「グラッチェ」は特別意味のあるものだと思っていたんだけどなあ。
似たような物で、真実の口のシーンでグレゴリー・ペックが手を食い千切られた振りをした後ひょいと手を出すんだけど、その時の台詞が「ハロー」から「こんにちは」になってました。
別にこれは深い意味は無いだろうけど、ハローに掛かる秒数とこんにちはに掛かる秒数の差で、かなり焦って聞こえますw
翻訳吹き替えだけでなく、ローマの休日は色々と発見がいっぱいありますよ。
もちろんストーリーも素晴らしいそのもの。
是非おすすめしたい映画ナンバーワンです。