ってことで、19の日曜から25の土曜日まで使って、アイルランドに行ってきました☆
行き先をアイルランドに決めたのが1週間前。
航空券と宿泊先を決めたのが4日前。
準備が終わったのが出発直前w
毎度のごとく突発的ですが
「街じゅうに音楽が溢れている国」ってのに行ってみたかったんだけど、アイルランドの街は本当にそれにあたるなあと実感。
いくつか、思い出しながらつらつらと書きます。
【パブ街にて】
夕方以降にパブ街を歩いていると、
酒の進む、踊るにもってこいの古風で陽気な音楽(アコースティックなのに超大音量w)がパブの中で、少しモダンでアレンジの効いた音楽がストリートで。
これが平日でも数十メートルおき、祝前日はそれこそ目と鼻の先で溢れてる。
ん〜、面白い。
満員のパブに入ったら、客の全員が大合唱&思い思いにダンスしてて、熱気が凄かった。
外はクソ寒いのに、中はミストサウナみたいw
ガットギターとバイオリン、アコーディオンとアコースティックギター、
編成は最小限、でもパワーは凄まじかった。
民族音楽といっても、いわゆる儀式的な音楽には僕は全く興味ないのだけども。
ここの酒場や路上で聴く音楽はどれもかっこいい。小気味よい。
【ストリートフェス】
出発前にあるのを知って、どうしても行きたかったストリートの音楽フェスを観に行く。
世界中からミュージシャンが集うフェス。
インドのお祭り(っぽい?)大編成のバンドや、全10人のパーカッションだけのジャムセッションとか、珍しい音楽に興味津々でした。
でもって、観客もすごい。
大きな広場で200人近い人たちが思い思いに踊りまくってる様子は迫力があったww
「HooHoo!!」みたいな歓声や口笛も、主旋律の邪魔をしない&オブリ的に絡む&リズムに馴染むように皆が入れてるのがなかなか。
歓声ひとつとっても、各自のセンスや好みがあって面白いね。
【チャレンジ精神旺盛な海沿いの街】
栄えている町を離れ、西海岸の街に遠征した時。
海沿いのゴールウェイの街にある商店街では平日の昼間から音楽が溢れてた。
ストリートライブをそこら中でやってて、本当に色々な演奏が聴けた。
弾き語り、インスト、ソロ、カラオケにマーチングまで。
いつもの感じで投げ銭してるとホントに文無しになりそうだったので、ここでは少し自重ww
ジャンルが幅広かったのと、色々面白い(大道芸もやってたから、パフォーマンスに走る人もいるのだろうか?w)演奏がちらほら
うん、チャレンジ精神は買おうww
音の通りも良くなったかなw
人形が弾いてる!!!!いや、ただのBGMに合わせたアテ振りでしたw
たまーに下手な演奏も見かけたけど、まあいいや(写真は自重)w
音楽の演奏ではないけど、大道芸その他のパフォーマンスも面白かった☆
【アイルランドの楽器屋】
ティンホイッスルやアイリッシュフルートなど、アイルランドの民族楽器を見てみたかった&、アイルランドではどんな楽器が身近なのか見てみたかったので、アイルランドの楽器屋を片っ端から巡ってみた。
Waltonsっていう、アイルランド最大の楽器屋に行ったんだけど、とにかくでかかった。
店の天井が高いから、一層広く感じるねw
ティンホイッスルがこれだけ大量に売られているのなんて、この国だけだろうなあ。
なーんて思って見てた。
基本的にアコギがすごく充実してて(エレキの倍くらいの品揃え?)、しかもエレアコの比率が多かった。
パブやストリート、家の中での演奏が多いからなんだろうと推測。
にしても、エレアコも普通のアコギも、塗装がシンプル(ナチュラルカラー)なものが多い。
タカミネとか、日本ではカラフルなラインナップのメーカーが、ここではこぞってシンプルな色合いのラインナップ。
イングリッシュギターとかマンドリンとか、民族楽器と合わせた時の見た目がその方がいいからかね??
その分、オモチャや最下層クラスの楽器が実にカラフルなことカラフルなことw
この国にいると、色鮮やかな楽器はちゃちく見えてしまうなw
あと、他の客の自由っぷりにびっくりした。
いきなりギターを手にとって試奏室に入ってアンプに繋ぎ始めたり、売り物の楽譜をピアノの売り場まで持っていって弾き始めたり(笑)
うーん、でもまあ楽器にとっては延々吊るされているよりもこんな風にでも弾いてもらった方がいいのかもね。
まあ楽器にとっての是非はわからんけども、これはこれで面白いからいいや。
うーむ・・・でもやっぱやり過ぎかな??w
あと、アイルランド人は人懐っこくて気さくだと聞いたけど、ホントにそうだった。
試奏してると、「珍しいフレーズだね!」とか、「いいね!!△◻︎の曲は弾けるかい??」とか、すげえ話しかけられたw
なんか・・・面白いぞこの国の楽器屋ww
【5日間終えて】
1日あたり2〜5時間。
5日間(日曜〜木曜)で60グループくらいの演奏を聴いた気がする。
勝手な想像(とはいえ確信に近いものがある)だけど、日本でよくやってるジャズフェスやストリートライブフェスって、きっとヨーロッパのどこかの国の街並みが元になってるんだろうなあと思う。
国ごと、イベントごとに微妙に形やコンセプトは違うけれど。
こういったイベントが目指す元になってるイメージとか、数々のストリートライブ、パブでのライブ(と、それぞれの客の盛況具合)が見られて、すごくためになったなあとしみじみ感じたのでした。