流山市は、チーバくんでいうところの鼻の付け根にあります。で、チーバくんの鼻をぶったぎるように流山市を横断するのが、我らの生活の足『つくばエクスプレス』です。
東京・埼玉・千葉・茨城と一都三県を跨ぎ、始発の秋葉原から終点のつくば駅まで最短45分で行き来をするハイパー便利路線は、通勤だけでなく観光の足としても非常に汎用性が高いのです。
浅草なんてもう、一瞬で行けちゃいます。都内にお勤めの人ならば、定期圏内で毎日煮込み通りで晩酌し放題!やったね!!
と、ついつい都内に目がいってしまいますが、今回は下り方面にも着目してみようということで、少し前の話になりますが、つくばへ行ってきました。
TX(略称です)の下り方面は茨城県の南部にあたります。途中の停車駅にはビール工場(もちろん工場見学できます)があったり、関東常総鉄道というかわいい電車に乗って栃木方面まで日帰り旅が出来たりと、地味ながらもレジャー的な楽しさは満点です。
※関東常総鉄道にはなんと、真岡鐡道にもセットで乗れる素敵なフリー切符があるのです。
TXの終点つくば駅は、筑波山登山口や、パワースポット筑波山神社へ向かうための入口駅として利用されています。つくばわんわんランドやJAXAの宇宙センターなど、子連れで行くと楽しいスポットもたくさん!あと、つくばロックフェスの最寄り駅ね。
茨城のイケてる行楽地をあまねくカバーしているつくば駅。今回は『筑波実験植物園』へ行ってみました。
植物園は、駅から少し離れた場所にあるため、駅前でレンタサイクルを借りて行きました(旅先ではとにかく自転車を漕ぎまくるのが私流)。
筑波実験植物園は、学術的な用途が高いためかパッと見は、質実剛健な素っ気なさを感じたものの、やはり緑に囲まれている環境というのは、心が和みます。そして、かわいらしい植物たちにシャッターを押す手が止まりません。けっこう忙しい・・・笑。
まずは温室!
撮れ高バツグンのサボテンエリア。多肉植物はキュートだね。
私の好きなアンスリウムちゃん。
水遣り後の水滴がセクシーに光っておりました。
その他、絶滅危惧種だったり、珍しい植物の展示も。広大な土地に温室だけでも3~4棟あるので、サバンナコーナーだけで入場料の元は取れます(笑)。
外回りも広いので、休憩しながらゆっくりと巡ります。私が訪れたのは7月の上旬。
半夏生が見頃を迎えていました。
湿原エリアには木製の遊歩道が。気分は尾瀬!
メンデルのブドウやニュートンの林檎は、本物の樹木から挿し木をして育てたそうな。
クレマチスの時期に出遅れてしまい残念でしたが、紫陽花はギリギリ間に合いました。
トンボ近づき放題!
当初の予定は植物園でまったりすることでしたが、写真に夢中になりすぎてしゃがんだり歩いたり・・・結果微塵もまったりしませんでした。しかも、研究施設とあってカフェスペースが一切無いという・・・。暑さと空腹により、軽く餓鬼地獄に片足を突っ込みました。
これから行ってみようという方は、園内には自販機しか置いていないので(しかも、園内入口付近の建屋のある場所のみ)、食事と水分の調整はしっかりとしておくことをおすすめします。
あと、夏に植物園。よっぽど緑が好きな人じゃないと、行っちゃダメだ。。
どこへ行っても暑い。
ので、帰りに立ち寄ったガストのビールとハンバーグが沁みすぎました。
季節によって出会える草花が変わるので、何度行っても楽しめるのが植物園の素敵なところ。
今度は気候のいい時期に立ち寄ってみようと思います。