今日も木場ジャパンのライブの告知(フライヤー)に使うためのデザインを考えるモリゾー。
「ああ、ダメだ・・・いいアイデアが浮かばないよ・・・」
「うあああああ無理だ無理だ無理だあああああどうやって仕上げたらいいんだあああ」
「お困りのようですね」
「ん??」
アヒル : 魔法使い。その力は絶大。ガラケーに彼を付けただけで、しょっちゅうガラケーを紛失していたはいどんがあまりガラケーを紛失しなくなるほどである。
「こういうのはコンセプトや切り口があればやりやすいですよ。」
「切り口?」
「そう、こういうのは『伝えたいメッセージ、アピールしたいポイント』と、『それを強く印象づけるキャッチコピー』があって完成するもの。逆に言うと、それさえ決まれば半分以上できたようなものです。」
「なるほど・・・。キャッチコピー・・・かあ。」
「既にあるものの例として、『会いに行けるアイドル』とか『昭和の世界観』とかありますよね。すぐにピンとくるでしょ?強調したいポイントさえ決まれば、あとはそれにちなんでレイアウトを考えればいいんです。」
「なるほど、やってみよう・・・・。」
・・・。
・・・。
「出来た!」
「・・・。」
「・・・・・う、うーん。もう少し彼らにちなんだ印象を与えたほうがいいと思いますよ。」
「彼らにちなんだ・・・かあ・・・うーん・・・」
「例えば、『アコースティック』『キャッチーなメロディー』『バイオリンとギターっていう少し珍しい組み合わせ』とか、色々エッセンスがあるじゃないですか。」
「なるほど・・・・。うーん・・・。」
「ていうかユニット名変えちゃダメでしょ」
・・・・。
・・・・・・・。
翌朝
「で・・・出来た!!!」
「おお、いいですね☆」
「徹夜した甲斐があった・・・。」
・・・。
「出来ました!!!☆」
「なになに・・・・、なるほど・・・。」
「どうでしょうか!!!????」
「ボツ」
「というのは嘘で。素晴らしいじゃないか、このデザインでいこう!!」
「やった!!!」
「prrrrrr・・・」
「もしもし・・・。え?何だって!!?ライブの内容が、今回だけの仕様に変わる??今回のために小規模なアンサンブルの編成で演奏するだって!?」
「ライブの内容が変わったんですか?」
「ああ、弦楽の重奏やアコースティックバンドを編成した、小規模なオーケストラのような音楽が聴けるライブになる・・・・。おそらくこの日しか聴けない編成で演奏が聴けるんだろうな。もはや、ライブというよりコンサートだなこりゃ。」
「なんと!!それはすごい!!」
「これは楽しみだ☆」
・・・・。
「あれ・・・。」
「ん・・・どした?」
「てことは僕の作ったこのデザインって・・・。」
「ああ、全部作り直してね。」
「生きてればきっといいことありますよ。」
木場ジャパン ワンマンライブ(60分)
12/23(火・祝) 14:00〜
ライブCafe 赤坂Sala
http://www.livecafe-sala.com/company_information_34_1.html
チケット代 1000 + 1D
内容:
木場ジャパンメンバー含む、弦楽アンサンブル&アコースティックバンドの演奏
オリジナル+カバー曲